大人の発達障害で一番困るのはおそらく
発達障害を持った自分に合った仕事探し
だと思うのです。
現在はネット社会となり、家にいてもいろんな人とコミュニケーションをとることができるようになりました。
そのため、アスペルガーやADHDなどの発達障害を持つ人がわざわざ無理して集団の中に入って、ストレスを受けながら仕事をする必要はないわけです。
この現代社会で私たち発達障害を持った人間が自分の特性を生かしつつ生き残るためには、一つの条件があります。
それは、
「語学とプログラミングの習得」
です!と言ってもまだ私も勉強中なのですが、語学とプログラミングはやっておいて損はないし、どんな仕事をするうえでも強みになることは間違いありません。
「語学とプログラミングが大事って言っても何からやればいいのか……」
と思う人が多いでしょう。
そこで今回は語学の中でも誰でも触れたことがあるであろう「英語」に焦点を絞って話していこうと思います。
「発達障害を持つ人こそ英語をやる」理由は?
いきなりこんなこと言われても意味わかりませんよね……(笑)
というかむしろ発達障害あるあるとして
- 英語どころが日本語すら聞き取れないんだが……
- リスニングがマジで無理、雑音にしか聞こえん
- 英語読んでたらいつのまにか寝てる
などなど、このほかにもたくさん英語が嫌いになる理由があります。
話は変わりますが、派遣会社の面接に行ったときの話をしたいと思います。
面接と言っても登録するだけだったのですが、私以外にも何人かいました。
面接官が私たちに
「この中に英語がある程度話せる人はいますか?中学レベルの日常会話で結構ですので……」
すると、私の隣にいた方が手を挙げました。その人は私より年上でフリーターだったそうですが、英語だけは趣味で続けていたようです。
彼は、英語が少しでも話せるおかげで時給が高い仕事をすぐに貰うことができていました。
私はその時思いつきました。
「中学レベルの英語なら少し練習すればできるようになるのでは?
英語ができて給料がいい仕事がもらえるならそんなに楽なことはない!今日から英語の勉強始めよう」
と思い立ちました。
派遣会社で英語ができるメリットがあるわけです。
なら英語ができることはもっと恩恵をもたらしてくれるんじゃないか?と思うわけです。
普通の社会に無理して適合するより英語を習得して楽に生きるほうが良いと思いませんか?
というのが、私が発達障害の方こそ英語をやるべきだと思った理由です。
ADHD・アスペルガーの方向けの英語学習方法
私が思うに、普通の人と同じ方法で英語を勉強してもできるようにならないんですよね。
とくに私のようなADHD優位の場合はいろんなものに手を出しやすいので、いろんなやり方で英語を学習したほうがよいです。
そこで私個人がオススメする英語学習方法を紹介していきます。
- TOEICを受けて自分の実力を知る
- リスニングを中心に短い時間から慣れさせていく
- 単語をとりあえず覚える
- 英会話カフェに行く
- スタディサプリENGLISHを利用する
- 英字新聞を購読する
TOEICを受けて自分の実力を知る
TOEICは社会人むけのビジネス英語力を測るテストなのですが、通常のテストとは違い、正解率で点数を出すのではなく、平均点・偏差値から換算された点数がスコアとなるので、本当に英語力が上がらないとスコアが上がらない仕組みになっています。
特にADHDの場合はすぐ飽きてしまう&依存傾向があるので、
「TOEICはゲーム」と思うようにしましょう。
こうすることで思った以上にハマります(笑)
TOEICの勉強を始める前に自分は現時点でどのくらいのスコアがとれるのか?
が気になりますよね。私はオンラインTOEIC模試の決定版というものを利用してみました。約30分間のテストのためそこまで疲れることはなく、なんとその場ですぐにスコアに換算されるので結果がすぐにわかります。
自分のスコアが分かるとどのような勉強方法をしていけばいいかわかるので、とてもオススメできるサービスとなっています。
苦手が分かったら各パートごとに勉強をしていきましょう。
リスニングを中心に短い時間から慣れさせていく
発達障害持つ人が苦手なのはリーディングよりもリスニングだと思います。
カクテルパーティー効果という、雑音から自分が必要だと思う情報を耳から取り入れる能力が、発達障害の人にはあまり働きません。
そのためリスニング中に全く集中できなかったり、英語がただの雑音に聞こえてしまうわけです。
だからと言って何も対策しないわけにはいかないので、リスニングを中心にトレーニングしていきましょう。
聞き取れなかった英語はスクリプトを見ながらでいいので、暗記する勢いで音読しまくりましょう。
英単語や英語独特の言い回しやリエゾンなどもやっていくうちに慣れてきます。
使う教材は特に何でもいいのですが、私はスタディサプリEnglish ビジネス英会話を利用していました。
単語をとりあえず覚える
英語を学習していて一番重要なのはやっぱり英単語を覚えることなんですよね。
しかし単語なんてものはすぐ忘れてしまうので何度も繰り返しやる必要があります。
TOEICの単語暗記といえば金フレですよね!?
金フレを使っていればTOEICを実際に受けた時でもほとんどわからない単語はないと思います。
abceedという無料のアプリで音声を聞きながら単語を覚えることができるのでおすすめです。
英会話カフェに行く
英会話カフェは最近人気になってきている英語学習方法の一つなのですが、今回私が紹介するのは英会話カフェLanCulです。
好きな時間に好きなだけ通うことができるという、破格の条件で英会話を楽しむことができることが特徴となっています。
英会話と聞くと怖気づいてしまうかもしれませんが、フレンドリーな講師の方とドリンクを飲みながら気楽に英会話を楽しむことができるのでおすすめできるわけです。
そして現在、各店舗先着200名様まで、英会話カフェが月額税込み3278円で通い放題なのでこの機会に試しに無料体験に行ってみるのもアリですね。
スタディサプリENGLISHを利用する
TOEIC(R)スコアアップを本気で目指すビジネスマン・学生むけのサービスである【スタディサプリ ENGLISH】を利用し始めたの最近なのですが、
暇な時間に3分程度で勉強ができるという気軽さがきっかけでした。
このサービスを利用してから格段に英語力が上がりました。
中学レベルの英文法からおさらいすることができ、英語を丸暗記ではなく理解することができるので、飽きにくく、勉強を続けられるのもおすすめできるポイントですね。
まずは一週間お試しで無料でサービスを受けることができます。
実践問題や講義を通して体系的に英語を学びなおせるツールとして最適だと感じました。
英字新聞を購読する
英字新聞と聞くと、
「英字新聞なんて難しくて読めるわけがない!」
と思う方が多いと思います。
私が実際にそう思っていました……(笑)
しかし、自分のレベルに合った適切な英字新聞を選ぶことでこの問題が解消できるのです。
私がオススメするのは「The Japan News」「The Japan Times」の二種類です。
分からない単語は調べつつ、実際に新聞に構文や単語の意味を書き込んで読むことができるので、とても便利です。
しかも一日150円なので格安の英語教材と考えることもできるわけですね!
最初のうちは週一回買うだけでもかなりの英語量なので、週150円で本格的な英語に触れることができる英字新聞はとてもお得だと思いませんか?
英語の読解力を上げるには多読がモノを言います。
多読にはこの英字新聞に勝るものはそうそうないでしょう。
英語学習を楽しもう!
ここまで、発達障害を持つ方におすすめできる英語学習方法やサービスを紹介してきました。
具体的なTOEIC勉強法をお伝えするよりもまずは、発達障害の方が苦手とする「英語学習を持続させる方法」を自分の経験からおすすめできるモノから厳選してお伝えしたいと思い、本記事を書きました。
一番大事なのは「英語学習を楽しむこと」です。
今回紹介した英語学習方法はどれも飽きにくいものとなっているため、楽しく英語学習をすることができるのではないでしょうか!?
英語を習得してより生きやすい生活をしていきましょう!

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