発達障害

発達障害だと気付いたきっかけは?性格と障害の違いは?

普通に生活して入れば、自分が発達障害だと思う人はあまりいないでしょう。

なぜなら普通に生活できているからです。

それならば、発達障害の人はどのようにして自分が発達障害だと気付くことができるのでしょうか?

ネットで発達障害について検索すると、発達障害の特徴は文字だけで見ると一般の人でも「性格」として持ち合わせていることだったりするんですよね。

おっちょこちょいだったり、忘れ物をしがちだったり、周りの人から天然と言われたり。

この「性格」と「障害」の間にはどのような差があるのかを私の実体験も混ぜて話していこうと思います。

そもそも発達障害の定義とは?

そもそもの話、発達障害というのは先天的な脳の障害であると言われているため、生まれた時からずっとその特性は変わらないわけです。

にもかかわらず、どうして人によって気づく時期が変わるのでしょうか?

それには「能力の凹凸」と「その度合い」が関係しています。

発達障害の能力の凹凸について

当たり前ですが、人によって得意なことや不得意なことが違います。発達障害を持っている場合は、この得意なことと不得意なこととの差が大きいのです。

この得意なことと不得意なことのジャンルが自分の生きている社会的な環境と適合しているかどうかが、発達障害に気づくかどうかの基準となります。

この社会的な環境との適合について、私の経験を交えながら年齢別に紹介していきたいと思います。

幼少期の環境

小さい頃は社会的な同調圧力があまりないので、細かい気配りやコミュニケーションというよりも基礎的な勉強ができるかが大きな分かれ目だと思います。

私の場合は運がいいことに読書が好きで勉強だけはできたので、勉強で躓くことはありませんでした。

しかし周りとのコミュニケーションをとったり人に合わせることが苦手だったので(当時は苦手意識というよりもそれが当たり前だった)自分で好きな遊びを考えたり一人で遊んだりしていました。

その生活に不満があるかどうかも判断基準になりそうですね。

思春期の環境

思春期になると周りの人とのコミュニケーションが大事になってきます。

また、部活があるので社会的な同調圧力を感じることも多くなってきます。

私の場合も類に漏れず部活動でドロップアウトしました。決まったように決まった時間決まったメンバーと同じことをするということが不快で仕方ありませんでした。

しかしその時は幸運なことに周りからのいじめもなく(多少はありましたが)、学校に通うことに抵抗はなかったので社会的なドロップアウトには至りませんでした。

この時点で発達障害に気づく方も多いと思います。

つまり「大人の発達障害」とは子供時代に何らかの形でドロップアウトを回避した人たちなんですね。その点私は恵まれていたんだと思います。

受験時代

高校や大学を受験して入学することは多くのことが経験していると思います。私もそのうちの一人です。

私の場合、幸い高校受験はなかったのですが大学受験はしました。

受験というのは勉強ができるというだけではどうにもならないイベントなんですよね。

長期間にわたる勉強、モチベの維持、メンタルの調整、勉強計画…etc

などなど、多くの超えるべき関門が存在します。

これらの能力を逸脱するほどの頭の良さがあればよかったのですが、あいにくそこまでの能力はなくドロップアウトしました。

「自分は勉強ができるはずだ」「もっと頑張れるはずだ」

そんな考えが逆に自分を苦しめました。

心身ともに不調になり寝たきりの日も多くありましたがそれは自分が怠惰であるからだと思い込んで気にしてませんでした。

大学生時代

そんなこんなで無事大学に入学しても(数年かかっても目標の大学には入れませんでしたが)大学というのは学力よりも周りとのコミュニケーションが一番重要なところなんですよね。

また大学生になるとバイトやインターンなど社会に出始めることが多くなります。

この段階で自分は発達障害なんじゃないか?と気づく人が多いのは社会に出ることが多くなることが原因といえます。

  • 仕事のミスが多く怒られる
  • 細かいコミュニケーションが必要になる
  • 同調圧力がかかる
  • 他の人にとっては当たり前の生活を送ることができない

これらのことで精神的に病んでしまうことが多く、はじめは発達障害というよりも「うつ状態」で精神科や心療内科を受診する例が多いようです。

私も最初はうつ病と診断されましたが、一向に良くなることはなく通院していたところ「双極性障害」という診断に変わりました。

双極性障害は診断するのが難しいようで診断されるまでに何年もかかる場合が多いらしいです。

私が通っていた病院では先生を指名しないと同じ先生に診てもらうことができなかったため、病院を変えることにしました。

新しい病院の方で初めて発達障害の疑いがあると言われ自分の驚きましたが、今では納得してますし先生に感謝しています。

このように発達障害だと自分が気付くには自分が所属している環境がポイントとなってきます。その障害によって自分がどれだけ生きにくいのか、社会生活を送るのにどれくらい弊害をもたらしているのか、これらのポイントが発達障害の自認につながるのです。

私のこの記事が少しでも「生きにくい、もしかしたら自分は発達障害なんじゃないか?」と思っている方に参考になればとても嬉しいです。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村