仮面浪人についての記事Part2です。今回の記事では皆さんが気になっていると思われる「医学部」、「学歴コンプレックス」、「履歴書」などについて書いていきます。
まだPart1を読んでないよ!という方はぜひPart1の記事も読んでみてください。
Part1 では仮面浪人の中退・留年・休学について解説しています。
医学部合格は可能か?
仮面浪人をしている人の中には医学部志望の人もいることでしょう。
医学部合格のためには仮面浪人をすることは大変リスキーなことだと思います。
しかし、予備校に通ったりして情報を得ることができれば、医学部合格も可能です。
「仮面浪人 医学部」と検索すると多くの人の成功体験談が書かれているサイトがヒットしますね。
この方たちのブログを読むと仮面しながら医学部に合格するには
・圧倒的な情報量
が必要だと分かると思います。
「さっきから情報っていうけど、どんな情報が必要なの?」
はい、まずは普通の医学部浪人に必要な情報を挙げてみます。
- 医学部合格するために必要な勉強量や勉強方法
- カリキュラムの立て方
- 自分の偏差値や合格判定
この三つは言われなくても非常に重要だと分かります。しかし、仮面浪人の場合はこれに加えて「仮面先大学の情報」が必要になります。
- 大学の勉強についていくための友人
- 試験や単位がとりやすい授業
- 自分と同じような状況の学生
この3つのファクターも見つける必要があります。大学の友人のほかに、自分と同じ医学部を狙っている仮面浪人生をみつけ、情報交換するというのは意外と盲点です。
意外と盲点な学歴コンプレックスについて
次に仮面浪人が陥りやすい学歴コンプレックスについて話していきます。学歴コンプレックスとは
「在籍している大学に満足できず、もっと上のレベルの大学に行けるはずだと信じ込み、在籍大学のことを馬鹿にしたり、在籍大学よりランクが上の大学に対して嫉妬してしまうこと」
です。
国立大学に行けたはずなのに、試験本番で何かしらの理由があって落ちてしまい、滑り止めの私立大学に入学が決まった学生などによく見られます。
そういう人を見ると、気持ちはわかりますが、ずっと在籍大学の悪口を言い続けているため聞かされているこちらとしてはあまり気分はよくないです……(笑)
それは置いといて、仮面浪人生の中にはこの学歴コンプレックスの塊の人多いと思います。逆に現状に満足していたら仮面浪人なんてしないと思いますし…
この学歴コンプレックスは仮面浪人生にとってはモチベとなるので一概に悪いこととは言えません。しかし、どうして現常に満足できないのかをしっかり考えましょう。
学歴コンプレックスだけをモチベにして大学受験をすることは正直おすすめできません。なぜなら学歴コンプレックスは精神衛生上あまりよくないので、受験勉強のやる気さえ奪ってしまう可能性があるからです。
「○○大学の○○研究室で研究したいから頑張ろう!」
のように具体的に志望理由を明確にしておくことをお勧めします。
これは大学入学後や人生設計においても大変重要なことだと私は思います。
履歴書はどう書けばいい?
履歴書に関しては新しく大学受験するときやその後のアルバイト、就職に影響してきます。仮面浪人は数年ですが、履歴書は一生変えられません。
履歴書で嘘をついてしますと詐称となってしまい、最悪解雇や契約解除になってしまうので十分に注意してくださいね。
仮面浪人経て新しい大学に入学した場合の履歴書の書き方は次のようになっています。
2018年3月 ○○高校 卒業
2018年4月 ○○大学〇学部○○学科 入学
2019年3月 ○○大学〇学部○○学科 中退
2020年4月 ××大学×学部××学科 入学
もし浪人期間があれば高校卒業から仮面先大学入学の間に浪人期間分だけ間が空くことになります。
ぶっちゃけ就職はどうなる?
履歴書の話をしたので、ついでに就職についても話していこうと思います。
数か所の大学で入学退学を繰り返していたら普通は
「え、この人…もしかしたら大学で問題を起こしたのでは…?」
と疑われてしまいます。その時のために、中退した理由と新しく違う大学に入学した理由をしっかり考えておきましょう。
大学生の間にアルバイトをやると思いますが、その時にも履歴書を出すことが多いため練習になると思います。
私個人の経験上、しっかりとした理由があればマイナスに捉えられることはありません。むしろ自分の将来のことを考えて行動したというその行動力を評価されるため、その点はよい部分ですね。
先程、大学受験をする時に明確な志望理由を考えておきましょうといいましたが、就職の際にも十分役に立つわけです。
新しい大学で単位引継ぎはできるの?
仮面先の大学で取得した単位があれば入学時にある程度単位を認めてくれる場合があります。英語や第二外国語、理系であれば「線形代数」「微分積分」の単位が認められることが多いようです。
私の場合は、仮面先の大学で一つも単位を取っていなかったので特に関係ありませんでした。(なんか悲しい…)
一番優先すべきことは勉強管理
仮面浪人生は何よりも勉強計画を綿密に立てることが成功の秘訣となります。一番成功に近い方法は
- 前期は大学に行き留年しない程度に単位を取る
- 前期の間に大学の友達を作り、試験情報や授業についてリサーチする
- 4月に行われるサークル見学に行き過去問や過去レポを入手する
- 仮面先の大学orSNSで似た境遇の人間を探し情報を交換する
- 志望大学に所属する知りあい(SNSも可)に使用したテキストや勉強法を聞く
- 前期の間に志望大学と自分の実力差を知り、苦手をなくす
- 後期に入ったら休学し、より実戦的な円周や過去問、センター対策に着手する
上記は理想なのでなかなかこの通りに行くことはありませんがこれに近い方法ができれば仮面浪人でも志望大学に合格できます!