大学受験

予備校での浪人生活を詳しく解説!浪人は楽しい?恋愛事情は?

もし浪人してしまったら予備校で浪人するという選択肢があると思います。

  • 予備校ってどんなところなんだろう…?
  • 予備校に入ったら来年は志望校合格できるんだろうか…?
  • そもそも予備校ではどんな生活を送るんだろう…?こんな疑問が出てくると思います。

今回はそういう疑問を解決するために自分の経験を混ぜながら答えていこうと思います。

ちなみに私は予備校に通っていたのですが、勉強をせずに金と時間を無駄にしてしまった悪い側の人間なのでどうか私の話を参考に志望校合格を目指していただきたいです…

予備校について

予備校では志望校別のクラスにわかれて月曜から金曜まで朝から夕方まで各科目の授業が開講されています。

実際に予備校で生活してみると高校生活と何ら変わりはありません。

それでは予備校の特徴について高校と比較しながら見ていきましょう。

私は河合塾にしか通ったことがないので駿台や代ゼミとは多少異なるかもしれませんが、駿台や代ゼミに通っていた友人からの話も参考に書いているので安心してくださいね…笑

席や服装が自由

河合塾では席は自由でした。

基本的な人数的な余裕はあり好きな席に座ることが出来ました。1週間も経つと自分の定位置見たいのができ始めて周りの人と会話するようになっていくのはなかなか面白いです。

高校で制服があった人はやっと制服から解放されたと思うのでしょうか?

あるいは予備校に来ていく服がない…と思うのでしょうか?笑

どちらにしろ予備校では服装は自由なので大学に近い雰囲気はあるかもしれませんね。

化粧やオシャレをしてくる人も中にはいました。(数ヶ月経つとそれどころではなくなってくるのでほぼ全員すっぴんになる…)服装が自由ということは当然髪色も自由です。

金髪にする人もいれば坊主にする人もいたり様々でした。今考えると大学より予備校の方が個性豊かな人が多かった印象があります。(大学によるとは思いますが…)

学力が同じくらいの人が集まる

高校では同じクラスの人は全員東大理系志望だ!みたいなことは無かったと思います。

たいていは文系の人もいれば京大や早慶志望がいたりします。

あくまで大学名は例なのでお気になさらずに。そして高校では志望校に特化した勉強というのはできなかったはずです。あったとしても少しかなという印象です。

しかし予備校では東大理系クラスのようにかなり細分化されたクラス編成がされており自分の志望校に特化した授業を受けることができるので大変効率がいいです。

そうすると自然に同じクラスには同じくらいの学力の人達が集まります。そのため話があったりお互いにモチベーションを保つことが出来たりいいことが沢山あります。

共学のような雰囲気がある

これに関しては男子校や女子校出身の人達にとって興味のあることでしょう。

予備校は当然性別は関係ないですから男も女もいます。そのため学習環境に異性がいるというのは最初とても違和感があるかもしれません。

これは良くも悪くもあり受験の結果を大きく左右することもあるので気をつけてください…予備校の恋愛事情に関しては後述するのでそちらを参考にしてください。

週一の学級会のようなものがある

皆さんの高校でもあったでしょうか?

週一のクラス学級会みたいなやつです。河合塾ではこの時間にテスト結果を返却したりお知らせを配布したり新しい情報をくれたりします。

くれぐれも休まないようちゃんと出席するようにしてください…(私は行ってませんでした)

学習環境が整っている

予備校最大の特徴と言っても過言ではないですね。

好きなだけ勉強できます。

豊富な自習室、豊富な教材、困ることは何もありません。

自習をしていると周りに同じ大学を志望している人が沢山いるわけでモチベーションが上がらないはずがないですね!たくさん自習しましょう。もちろん私のように自習や復習をしっかりやっていないと予備校に通っていても失敗します。

予備校に通ってよかった点

予備校に通っていてよかったところを挙げていきます。お金をかけてまで得られるものとはいったい何なのでしょうか?

自分に合った勉強スタイルが確立できた

多くの人は予習復習演習の流れで自分の苦手を克服するというような勉強スタイルを予備校時代に確立できたのではないかと思います。

それと同時にこれができた人というのは志望校に受かって言います。

どうしてこういう書き方をしているのかというと、私にとって自分に合った勉強スタイルというのは人から教えられるのではなく自分で調べて自分のペースで孤独に勉強を進めていくということが分かったからです。

つまり私は予備校流の勉強スタイルがあっておらず宅浪スタイルが自分には合っていたというわけです。

このように勉強スタイルには個人差があるのでそれを見極めるというのはとても重要なことなのです。

おそらく予備校に通っていたにもかかわらず大学受験がうまくいかなかった人はこれが原因なのではないでしょうか?

コミュニケーション力が上がり人脈を作ることができた

これはいいことだと個人的には思っています。

新しい環境で一年という限られた時間でどれだけ濃い人間関係を作ることができたかというのは大学受験の枠を超えて人生の勉強になります。

予備校時代に得た他人との付き合い方というのはその後の人生の大きな糧になる事は間違いありません。

また予備校で知り合った人たちはいろんな大学に行ったりするのでその後の友好関係がとても幅広くなります。

失くした青春をもう一度体験できる

大学受験の浪人中にやることではないと思う人はたくさんいると思います。

しかし一年という限られた時間で特定の仲間とずっと過ごすという機会は大学入学以降はまずありません。こんな貴重な経験は浪人生活以外で得ることはできないでしょう。

現役生と浪人生の精神的余裕の差というのはこういうところからきているのかもしれませんね。そういう意味では浪人は楽しいといえるかもしれません。

予備校に通って悪かった点

先程も述べたように私は予備校で失敗しているので悪かった点は他の人より多いかもしれません。

ストレスがたまり勉強する意味を見出せなくなる

いわゆる五月病や燃え尽き症候群といわれるもので浪人生が陥りがちな心理状態です。

なにかしらモチベーションを保つものがあればよいのですが私の場合は見つけることができませんでした。結果的に惰性で勉強を続ける羽目になり成績はどんどん落ちていきました。

さらに友人たちと遊んだりゲームセンターで遊んだり授業をさぼったりしていていつしか不良生徒となり果てていたので当然受験が成功することはありませんでした。

浪人は辛いがゆえにメンタルケアをしっかり行わないと私のようになってしまうので十分に気を付けてくださいね。

前述の通り、予備校のように先生から教えてもらい決まったカリキュラムに沿って授業をしていくという体系に疑問を覚えてしまい勉強どころではありませんでした。

私のような人は予備校ではなく宅浪や仮面浪人をお勧めします。

浪人生の恋愛事情について

まさか浪人生が恋愛なんてありえないでしょ!?

と思う人が大多数だと思います。

しかし実際は予備校内恋愛というのは日常茶飯事でいたるところで男女交際が行われていました。これはどの予備校でも恋愛沙汰の話はよく聞きました。悲しいことに人間である以上、浪人という立場関係なく恋愛というのは起こってしまうものなんですね…

浪人生が恋愛をすることは悪いことばかりではないと私は思います。

実際に私が知っているカップルは志望校にきちんと受かっている人たちばかりです。きっとお互いの存在がモチベーションとなっていたのでしょう。

自分の勉強スタイルを見つめなおして予備校を選ぼう

自分はなぜ浪人したのか、なぜ予備校に行くのか、予備校に行ったからにはどのように生活していくか、など目標をきちんと設定しモチベーションを保つようにしましょう。そして、予備校が本当に自分に合っているのかをきちんと見つめなおすことが大学受験成功の隠された秘訣なのです。

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